鍼術の極意は『虚実補瀉』である。難経七十二難。
2015年08月12日
昔、高名な鍼灸師に講演をお願いしたところ、
時間はたっぷりと用意されていたが、
師曰(いわ)く
「鍼術の極意は『虚実補瀉』である。終わり。」と一言、話され会場を後にされたとか。
その極意が難経七十二難に述べられています。
※ 七十二難のポイント其の一、鍼術の「虚実補瀉」の診断と手技の法則が述べてあります。
・
※ 七十二難のポイント其の二、
経絡鍼灸の手技に於ける迎隨・逆順の意味について。
迎とは、鍼尖の刺入方向が経絡の流注にたいして、逆(さか)らって迎(むかえ)え刺入する事。
その経絡の実邪を奪い瀉す、瀉法の手技である。
隨とは、鍼尖の刺入方向が経絡の流注にたいして、順(したが)って隨(したが)い刺入する事。
その経絡の正気の不足、虚を補う、補法の手技である。
・
※ 七十二難のポイント其の三、
正しい鍼灸術は経絡の流注の迎隨の氣をとらえて、気の調整をする事にある。
気の調整の方法のポイントは、経絡の陰陽を明らかにしてそれに応じた対処する事にある。
詳しくは、
ゆっくり堂の『難経ポイント』第七十二難をリンクしてご覧ください。
http://yukkurido.jp/keiro/nankei/72nan/
・
難経ブログ勉強会、参加者募集中、熱烈歓迎。
・
最後までお読み頂きありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。
ボタンをそれぞれクリックしてもらえると今後の健康通心作成の励みになります。
そして、たくさんのブロガーの健康鍼灸情報をご覧いただけます。
よろしくお願いいたします。
にほんブログ村
鍼灸 ブログランキングへ
FC2 Blog Ranking
ーーーーーーーーーーーーーー
2015.8.12. みゃちゃんブログ掲載
ゆっくり堂 鍼灸院 & 漢方薬相談店
鍼灸師・薬種商:山口一誠
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°