千里の道も一歩から。

2010年01月28日

千里の道も一歩から。


最近、やまちゃんは、

経絡鍼灸の初学者用の教科書を創っています。

「黄帝内経・素問・霊枢」と「難経」のバイブルを参考にしながら、
また、実践を重視する、現代人への経絡鍼灸治療ができるように、
「東洋はり医学会」の正しい実践の中から見出された理論と技術を参考にしながら・・・


手始めに、「四診」について書いてみました。


「四診」(ししん)とは、東洋医学の主体となる診断法です。


望(ぼう)・聞(ぶん)・問(もん)・切(せつ)の四つをもって四診と呼びます。

望・聞・問・切とは、望診、聞診、問診、切診のことです。


「望診」とは、
身体を見ることで診断する方法です。

顔面診:顔の皮膚の色で診断を行う方法です。

尺部診:前腕前面の皮膚の色を見て診断する方法です。

舌診(ぜっしん)とは、舌の色や、舌を覆うこけ状の物(舌苔=ぜったい)を観察して診断する方法です。


「聞診」とは、
「聞」は「きく」ことで、声の調子や、呼吸音だけなく、体臭や口臭などの臭いを嗅ぐことも含まれます。


「問診」とは、
現代医学の問診と同様に、様々な病状を問うことです。
主訴、自覚症状、家族歴、現病歴、既病歴、生活状態などを質問します。
(現代医学の各種検査データーも含む)


「切診」とは、
「切」とは触れることで、身体の特定の部位に触れることで診断を行います。

腹診:肝心脾肺腎を診ます。臍型も診ます。

切経診:十二経絡の流中を診ます。           

脉状診: 六祖脉と比較脉診の2たつを診ます。

六祖脉:浮・沈・平・数・遅・虚実・軟硬。 

比較脉診: 寸口 関上 尺中  
    左:
   右: 

検脉:手技の成否の確認を診ます。


経絡鍼灸では、「脉状診」が重要なポイントになります。


初学者用 経絡鍼灸 教科書トップコーナ へ
http://you-sinkyu.ddo.jp/an1.html

まだまだ完成にはほど遠いけど、

千里の道も一歩から。



ゆっくり堂 鍼灸院
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けいらく鍼灸師:やまちゃん



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Posted by やまちゃん at 18:03 | Comments(0) | 経絡鍼灸の教科書
 
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