気と本治法

2012年06月11日

「気と本治法」について。



初めに、本治法の話しをします。

その後、

井上恵理先生が講演された

「気、来たるとは」の話しをしてみます。

「気と本治法」が、

結びついて理解されれば言いのですが・・。


ゆっくり堂の考える経絡鍼灸治療の

『本治法』の役割について。

体の調子がおかしい、

歩行がしにくいなど、

日常と違った症状が出てきた・・

病気に成るという事は、

経絡の働きが正常でなくなった事によります。

経絡鍼灸の治療行為は、

その経絡を元の状態に戻す事です。

これが『本治法』であります。

本治法により経絡が普通の状態に戻れば、

病気も治まります。

しかし、

直ちに病気が治癒する事はありません。

『本治法』がほどこされ、

経絡が調整された患者の体は、

症状や病気を緩和させる為に、

これから患者の自然治癒力を機能させるのです。

そして、

病気が治るための時間が必要なのです。

これを『本治法』の治療順序と言います。

この、治療順序を判断するのが、

「気の去来」を判定する事なのです。


経絡鍼灸においては、

一般的には、脉状に合せた本治法を施し、

その後の検脉でまた、「気のありよう」を診ます。


また、「気の去来」の判定は脉診だけではありません。


その話しが、井上恵理先生より、成されています。


〈 気、来たるとは? 〉 

「南北経驗醫方大成による病証論 井上恵理 先生 講義録」― 

P58下段後4行目 ~ P59上段後1行目より。


― 気、来たるとは、― 

いろんな条件の総合した物、― 

鍼を刺す場合、

その場所がどう成っているか観察する事です。

固い、

柔らかい、

熱、

冷え、

痛み、

何か有るのが無くなる事が、

「気、来たる」という事です。

目で見る時、

刺した所が赤くなる。

〔肌で感じる時、〕赤くなる事は、

そこに血が集まって来、

冷たい物が温かく成って来ている―

温かい事を良しとし、

皮膚のザラザラが艶が出てくる、

湿っぽくなる、

動脈上の経穴は脉が強くなる、

こういう事が、「気、来たる」です。

鍼を刺す時、

脉だけでなく、

そういう事を総合的に考え無心で打つ事、

無心は何も考えない事ではなく、

何かに集中する事です。


患者さんをして、本治法の効果の

― 病症のあり方を記録してるだけでなく、

研究し、知識の中に持っている事が大事です。―

以上、

「気と本治法」について。でした。


※ 詳しくは:
「南北経驗醫方大成による病証論 井上恵理 先生 講義録」
 発行:東洋はり医学会、をお読みください。

または、

ゆっくり堂鍼灸院:経絡鍼灸 教科書:
「四、 湿論 」をご覧ください。
http://you-sinkyu.ddo.jp/c314.html


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°

ゆっくり堂 鍼灸院 
山口一誠 
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http://you-sinkyu.ddo.jp/
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電話 : 0985-50-5174

礼節・愛・幸福・・感謝・ゆっくり行こうよ。♪
『本治法』が人々の健康をシンプルに守る治療法だと信じています。

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