☆ 弾脉を治す方法。☆
2009年04月30日

☆ 弾脉を治す方法。☆
東洋はり医学会、宮崎支部。
やまちゃん体験記。
小里式、実技研修より。
主訴: 右の肩こり。
副訴:
両足の冷えややあり。
右11肋骨前端に圧痛。
イボ痔が少し残っている。
完骨が痛む。
舌の先が痺れれいる。
血圧が高い。
望診
前腕部前面・白をベースに赤色・肌理細やか。
体格 中肉やや肥満・ 栄養状態:良好。
聞診
五音:宮音。声の短低濁:。五声:言。
問診: 食欲、便通、睡眠、ともに良好。
切診
腹証:肺の所見ざらつきあり。
臍型 : 丸臍型やや開いている。
脈状: 六祖脉: 沈・数・実・硬。
陰分に弾脈あり。
証決定: 肺虚肝実証。
本治法:
陰経の処理:
左太淵・太白穴に(銀鍼寸1番鍼)にて補法。
右太衝穴を和法の手技にて処理。
陽経の処理:
左京骨(原穴)
第5中足骨粗面の後下際、表裏の肌目陥凹部。
(銀鍼寸1番鍼)にて補法。
左光明(絡穴)
外果から陽陵泉穴に向かい上5寸。
を用鍼ステンレスの1番鍼にて、堅(ケン)の手技。
左豊隆(絡穴)
外果の上8寸、条口穴の外方に一筋隔てた陥凹部。
ステンレスの1番鍼にて、枯(こ)の手技。
右偏歴(絡穴)
前腕後橈側にあり、陽谿穴から曲池穴に向かい上3寸の部。
ステンレスの1番鍼にて、枯(こ)の手技。
右外関(絡穴)
陽池穴の上2寸、総指伸筋腱と小指伸筋腱の間。
ステンレスの1番鍼にて、塵(ジン)の手技。
治療穴: 表治法:右肩の虚実を処理。
治療終了。
険脈すると、弾脈はきれいに無くなり。
脈状は和緩を帯びた艶のある脈に整う。
4日目にして尚、維持している。
そして、肩のコリも改善している。
けいらく鍼灸師、やまちゃん、でした。