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Posted by みやchan運営事務局 at

空 春 鍼

2012年09月17日

空 春 鍼



『 空春鍼 』とは現代の時代に合った脉状を創れる手技である。

鍼灸師であれば、免許と取立ての初級者にも簡単に出来る刺鍼術です。

空春鍼の手技を本治法に施せば、「春の小川の脉状」を創れる。

その脉状は、清く透明で・暖かい・流れをしている。

童らが、イタズラに小石を数個投げ込むと、春の小川は一瞬、水しぶきを上げざわめくが、

しばらくすると又、元の「清く透明で・暖かい・流れ」に何事も無かったように戻っている。


この時代は、他者からの心ない言葉の凶器にさらされる日々である。

過ぎれば暴力を受けることさえも日常茶飯事化して来た。

そんなときの「春の小川の脉状」を持つ人は、

それらの事件が起こる前に、相手の考えも理解し、自分の考えも上手に伝え、

誠実な関係、笑いさえもかもし出す関係えと変えうる。

「春の小川の脉状」は、そんな心理状態を自分の心に作りだせる。

もちろんこの脉状は、自分の身体を巡っているのだから、

気分の良い心持と健康な身体を約束しれくれる。


この「空春鍼の手技」は、

押手の示指で経絡上の生きたシヤボン玉の様な繊細な「ツボ」の気を捉え、

押手の示指は下面の肌の気と「ツボ」の気を同時に感じ、

押手の拇指も同じ様にそれらを独立してそれぞれ感じている。

そこに刺手から鍼尖が「シャボン玉のツボ」を潰さない様にやさしく接触させる。。

また、鍼体は押手の示指、拇指の左右の気で「気の鍼管」を創りそれに包まれている。

後は脉状に応じて補法、瀉法をおこなうことで。

「春の小川の脉状」を創れる。


これは、標治法においても、

刺入鍼よりもはるかに高い効果を約束してくれる。



ゆっくり堂 鍼灸院 
山口一誠 
住所 : 宮崎市天満2-4-26
http://you-sinkyu.ddo.jp/
メール : yukkurido@ybb.ne.jp
電話 : 0985-50-5174

礼節・愛・幸福・・感謝・ゆっくり行こうよ。♪

鍼灸の『本治法』が、

人々の健康をシンプルに守る治療法だと信じています。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°


2012.9.17(月曜日)

 

Posted by やまちゃん at 11:34 | Comments(0) | 補法の手技。

☆ 補法と瀉法のイメージ図です ☆ 

2009年10月31日


わかりやすい経絡鍼灸の

補法と瀉法のイメージ図です。



補法は、
経絡の流れに従い(気が流れる方向)
45度以下の傾きで鍼先を進めます。
そして、
大気(宇宙の気)を経絡に入れる(注ぐ)
ことで、経絡の虚を補う手法です。





瀉法は、
経絡の流れに逆らい(気が流れる逆方向)
45度以下の傾きで鍼先を進めます。
そして、
経絡の中に障害物として留まっている物【邪】
を抜き去る手法です。


このイメージをもって、
補瀉を正しく行うと気の流れが良くなり、
良い脈に整い、
病を根本から治す方向に導き
患者様の自然治癒力を強化増強できますので、
慢性病の体質改善が出来ていきます。


::::::::::::



ゆっくり堂は、
日常はお仕事で病院に行けない方のために、
土曜日、日曜日も営業いたします。

お気軽にお電話でのご予約をお申し付け下さい。
0985-50-5174

けいらく鍼灸は三千年の伝統を今日に伝えています。
ゆっくり堂の鍼灸術は気功の鍼術ですので、
治療効果と経絡理論を正しく結び付けています。
痛くない鍼と温かいここち良いお灸で気血を整えます。
あなたの慢性病を治し、健康を末永く維持します。

ゆっくり堂鍼灸院&漢方薬相談店

漢方師 山口一誠

平成21年10月31日(土曜日)


 

Posted by やまちゃん at 01:11 | Comments(0) | 補法の手技。

☆ 清気と濁気 ☆

2009年10月04日




清気と濁気 


主に補法の手技をしているときに、

刺鍼感覚として、「清気と濁気」の交流を、

刺鍼部位のところに感じることが最近多くなっています。


無心に手技をおこなうと・・

催気の感覚を感じると言われますが、

この感覚にも色々のパターンがあるようです。

○ ジーンと重たい低周波みたいな感覚を押手に感じる。

○ 刺入鍼が自然に右に少し回る感覚。

○ 刺入鍼にトントンとドアを軟らかくノックする様な感覚。

○ 拍動性の動脈の動きが鍼体に同化する感覚。

○ 刺鍼部位を中心にその周囲からも、
  モヤモヤと脂っぽい蒸気が立ち昇る感覚。

○ 鍼体を伝いベトベトの分泌物が出るような感覚。

そして、

この感覚は、施術者のみに感じる場合と、

患者にも同時に感じる場合とがあります。


これらの感覚が収まるのをまって、

押手の左右圧をスーッ加え、

すばやく抜鍼と同時に、鍼口を閉じる補法を行います。

このような時は、

極めて良い脈に患者も術者もなり、

患者の病状の改善が進みます。



経絡鍼灸では、肺の主な機能として、粛降宣発作用を考えます。

粛降作用:清気の吸入。

宣発作用:濁気を排出 。


これと同じ様なことが、

鍼の刺入行為の中で起こっているのでしょうね。


身体の中の、濁気を出し、

新しい大宇宙の気「清気」が、

小宇宙(人間)の気と交流される現象かもしれません。



ゆっくり堂は土日も営業します。

けいらく鍼灸師

山口一誠。


平成21年10月4日(日曜日)

 

Posted by やまちゃん at 06:59 | Comments(0) | 補法の手技。

☆ 補法の効果を上げる方法。 ☆ 

2009年06月27日



補法の手技その3。


補法の効果を上げる方法。


鍼刺中の押し手の左右圧の加減に鍵があった。

脉状の硬軟、患者の気の循の速さに応じて、左右圧を加減する。

詳しくは図を参照されたし。




抜鍼時は、

押手の左右圧を100%スーッ加え、

すばやく抜鍼と同時に、鍼口を閉じる補法を行う。



けいらく鍼灸師 やまちゃん。


平成21年6月27日(土曜日)
 

Posted by やまちゃん at 12:04 | Comments(0) | 補法の手技。

☆ 正しい鍼の刺入方法 ☆ 

2009年06月26日



補法の手技その2。


虚のツボを捕らえたら、

正しい鍼の刺入方法を述べます。


手技の手順。

① 上半身の力を抜いて、心おだやかに手技をおこなう。
② 経に従い取穴。
③ 押手を軽く構え、穴所を凹ませない程度に密着させる。
④ 刺手は、鍼柄を指腹で柔らかく持ち、鍼全体を感じ、鍼柄と鍼体の境目に意識を集中させる。
⑤ 押手と穴所によって鍼尖に空気を触れさせない様にしながら、鍼体がたわまないよう、鍼尖を柔らかく穴所に接触させる。
⑥ 軽く押すと同時に押手は鍼先の方向を確かなものにする程度の左右圧をかける。
⑦ 鍼尖が自然に吸い込まれるまで待ち、患者の脉拍に合わせて、2拍押し、力を抜き1拍置く、これを繰り返し目的の深さ、2~4ミリ程度刺入する。

催気の感覚を良くするためには、刺手の指先感覚が鍼先にある気持ちで手技をおこなうと、穴所の気の動きが感覚できる。患者の呼吸に応じて吸気で穴がしまり、吐気で穴がゆるむ。フワフワと鍼響が伝わる。


催気をえたならば、押手の左右圧をスーッ加え、すばやく抜鍼と同時に、鍼口を閉じる補法を行う。


※ これが古典にいわく補法の手技 
「心に円を持てば補」「蚊虻の止まるがごとき」 鍼術です。

※ これが、患者の意識にのぼらない痛みのない刺鍼法です。


刺鍼感覚(患者の感じ方の感想)

良い鍼をうけると、患部にフワフワと温かい感じが起こる。
また、その経の影響する、腹部の緊張が解け、冷えていれば温かくなる。
また、外虚内実の場合は、痛みが改善する。


刺鍼感覚(施術者の感じ方)

良い鍼をすると、目的の深さの部で、鍼尖がゆるむ感じを覚え、その響きが押手の左右に伝わり、また同時に刺手の指先から肘の方に「くすぐったい様」な感覚を覚える。


けいらく鍼灸師

やまちゃん。



 

Posted by やまちゃん at 12:21 | Comments(0) | 補法の手技。

☆ 虚のツボを診つける方法。 ☆ 

2009年06月24日



補法の手技、その1。

「虚のツボを診つける方法。」

けいらく鍼灸術の補法の手技、について述べます。


補法の対象は、虚のツボである。


虚のツボとは、生気が虚損した経穴である。


生気が虚損する原因は、3つのパターンがあります。

①外因 ②内因 ③不外内因
http://yukkuridooo.miyachan.cc/e91140.html
参照されたし。

そして、病気を起こす根本は内因にあります。

つまり、「内傷なければ、外邪入らず。」です。


本日のメインテーマ・・・・

「虚のツボを診つける方法。」


① 左手の示指しの指腹にてツボをさがす。

② 指腹は経絡の流れにしたがって、

③ 極めて軽く皮膚に触れながら進める。

④ 虚のツボの指腹感覚は、

   冷えている。

   軟らかい。

   押すと患者は心地よさを感じる場所である。

⑤ 指腹を進めると、

    指が自然に止まるところ。

    指が吸い付くところ。

    指にベタッと触れるところ。
  

これらの場所が「虚のツボ」です。



補法の手技その2は次回に続きます。



 

Posted by やまちゃん at 17:00 | Comments(0) | 補法の手技。