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Posted by みやchan運営事務局 at

☆ 湿疹を治す鍼 ☆

2009年04月17日

☆ 湿疹を治す針 ☆

湿疹や、帯状疱疹。

魚の目。イボ。タコ。

アトピーの皮膚炎。

尋常性乾癬。

などの皮膚疾患に対して、

二つの手技があります。


第一手技。

健康な皮膚と患部の境目に、

患部の外側から、患部に向かい針を刺す方法。


第二手技。

患部の淵から健康な皮膚に向けて、

浅く針を刺す方法。



滞った気血(邪)を、

周囲に流散させる、ことが出来ます。


皮膚病を治す標治法として有効です。






けいらく鍼灸師

やま。 

☆ 刺鍼技術 ☆

2009年04月08日



☆ 刺鍼技術 ☆

刺手

① 鍼柄は柔らかく持つ。
② 鍼柄は指腹でもつ。
③ 鍼柄と鍼体の境目に意識を集中する。
④ 鍼体がたわまないよう、力が真っ直ぐ鍼尖に届くようにする。
⑤ 鍼尖が柔らかく穴所に接触し自然に吸い込まれるまで待つ。
⑥ 鍼尖の気の動きを窺がいながら鍼を進める。

押し手

① 正しく取穴する。
② 押手が穴所を凹ませない程度に密着させる。
④ 鍼尖の方向を安定させる。
⑤ 左右圧は鍼が動くのを妨げない。
⑥ 押手と穴所によって鍼尖に空気を触れさせない。
⑦ 刺鍼中は微動だにもさせない。
⑧ 刺鍼中は押手に生気が充実し続けるように注意を怠らない。
⑨ 抜鍼直前にスーッと左右圧をかけ、押手の指の間に鍼があることを確認する。


この方法で、鍼を施術すると、

効果てきめん・・・・・


けいらく鍼灸は

楽しいです。

やま。
 

☆ 神農本草経 ② 咳 喘息 鍼灸けいらく解説 ☆ 

2009年04月01日




☆ 神農本草経 ② 咳 喘息 鍼灸けいらく解説 ☆ 


けいらく鍼灸で「咳 喘息」の病気を考えると、

十二経絡のほとんどが「喉」を通じて流れています。

ので、詳しくは、☆ 喉(のど)の病症 ☆

http://yukkuridooo.miyachan.cc/e70460.html

をご覧ください。


ここでは、主に

経絡の弁証 経金の変動 肺経 編

から、「咳 喘息」の病気を考えることにします。


総ての呼吸器疾患、ぜん息等の呼吸困難・咳嗽は、「これ肺金の証」と呼ばれています。

肺経は主として、呼吸器病や神経症が多い。咳出で胸苦しく、肩こり上気し、肩から缺盆、
上腕、前腕にかけての痛み痺れや運動不全を来し、小便頻数、増悪すれば失禁する。
気に属する病を起こし、皮膚病(光沢なく、乾燥)。

五臓の色体表。
基礎: 金・肺・大腸・
五記: 経・
五募: 井・経行く時は咳も出て暑い寒いの病あり。
病因: 魄(やる気。はく、たましい)・義・商音

肺経の流れ。

ルート①: 手の太陰 肺経    

大腸を絡い肺を主る。
  
厥陰肝経の交わりを受けて、


中焦、胃部に始り、

下って大腸をまと絡い、

反転上行し胃の上口を経て、

横隔膜を貫いて胸郭内に入り肺に属し、

その気を会集し、更に気管より鼻に通じる。

ゆえに、鼻・のど・気管など、呼吸器の異変や、

き気のやまい病、あるいは消化器の病をつかさど主る。

また、肺および肺経は皮膚と体毛を支配しする。

また、上窩の缺盆、肩背等をめぐり、

外経は中府穴より、

上腕前腕の掌面母指側を通り、

その先端の少商穴に終わる。

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けいらく鍼灸での治療対象

けいらく鍼灸のバイブル・・

鍼灸重宝記より。

咳逆 一曰逆 しやくり
発は、気逆上衝して声をなす也。又、胃火上衝して、逆す。口にしたがひ膈より起るは、治し易し。臍下より上るは、陰火上衝く、治しがたし。
▲期門に針し。脾兪・中脘・乳根に灸す。

咽喉 のんどのやまひ
喉は肺に通じて、気の往来を主どる。気、欝結して、上にのぼり、頚の間に血熱をたくはへ、血餘りて喉痺を病む。又、手少陰、少陽の二脉も喉気に並ぶ。火は腫脹を主る。故に熱、上焦に客して咽嗌はるる。或は腫痛み、或は瘡を生じ、あるひは紅にはれ、結核腫れいたみ、或は閉塞り、言こと能ず。倶にこれ風熱、痰火なり。▲尺澤・瘂門より血をとる。口を開かせて喉の腫れたる所をひねり針にて突ぬき、血をとるがよし。▲あるひは喉閉、急症には三稜針を少商に刺て、毒血を出すべし。▲喉痺には夾車・合谷・少商・経渠・大陵・二間・尺澤・前谷・陽谿。▲頷腫には少商。▲咽痛ば風府、妙なり。▲咽の中、鯁の如くいらつくには間使・三間。▲咽腫ば中渚・大谿。▲咽の外はるるには液門。▲食下らずは亶中に灸せよ。▲咽の中ふさがるには合谷・曲池。▲又、ふさがりて飲食下らざるには合谷・少商。▲咽乾ぐは大淵・魚際。▲消渇には水溝・行間・曲池・承漿・然谷・商丘・隠白・労宮。

喘促 ぜり、すたき
肺虚寒の喘あり、肺實熱の喘あり、水気肺に乗じて喘し、気滞り肺脹て喘し、気急の喘、胃虚の喘、陰虚、気虚、痰喘、其病を受ること同からず。
【灸】中府・雲門・天府・華蓋・肺兪。
【針】中脘・期門・章門・肺兪。

痰飮 かすはき
夫、痰は湿に属す。津液の化する所なり。痰の患たること、喘をなし、咳をなし、嘔をなし、暈をなし、あるひは嘈雑、怔忡、驚怖し、寒熱し、痛腫れ、痞塞壅、盛四肢不仁し、口眼動き、眉稜・耳輪いたみ・かゆく、膈脇の間に聲あり。あるひは背心一点氷のごとく冷へ、肩項いたみ、咽にねばり付て吐ども出ず、呑ども下らず。みな胃虚して肺を摂することあたはず。あるひは四気七傷に犯され、気塞り、痰聚りて然らしむ。
▲不容・承満・幽門・通谷・風門・膈兪・肝兪・中瀆・環跳・肺兪・三里。

咳嗽 しはぶき せき たぐる
咳は聲ありて痰なし、肺気やぶれて涼しからず。嗽は痰ありて声なし、脾湿その痰を動するゆへなり。あるひは風寒湿熱の邪に感じ、あるひは陰虚火動によつて労咳をなし、水うかれて痰となり、みなよく咳嗽せしむ。
肺兪・肩井・少商・然谷・肝兪・期門・行間・廉泉に灸し、すべて不容・梁門に針す。
▲肺咳は手大淵。▲脾咳は足太白。▲腎咳は足太谿。▲多く眠るには三里。▲面赤く熱咳には支溝。


子午治療は肺膀大腎

 膀胱経のツボ:飛陽(絡穴)・金門(郄穴)   腎経のツボ:大鐘(絡穴)・水泉(郄穴) 
奇経治療の適応側は『病側優先』とする。:
本治法:肺虚証(定則):太淵(自経の兪土原、母穴)・太白(脾の兪土原、肺の母穴)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  

☆ 神農本草経 ① 胃腸病 経絡病症解説 ☆ 

2009年01月21日



☆ 神農本草経 ① 胃腸病 経絡病症解説 ☆ 

胃腸病の経絡病症解説

鍼灸けいらく論では、胃の調子が悪くなると、

こんな病症が考えられます。
 
消化器の障害がでる。

疲れやすくなる。

身体が重たくなり、関節が痛む。

食事進まず、身体痩せて、心下部につかえて嘔吐する。

あくびをし不快であるが、放屁、便通すれば気持ちが良い。

腹痛、せ しゃ泄潟、便秘、黄疸、尿閉等を起す。

股膝の内腫れて足の第一指用いられず。

胸いきれ、心下痛、舌強 張り、浮腫みの病なす。

心臓が痛くなる。 

全身倦怠感。寝つきが悪く、床ばなれ悪い。

腹が冷え、消化不良となって腹が張る。

実すると身の前熱して消化亢進し、貪食して不飽、常識では考えられない物まで食べて平気である。

鬱病を発し、更に進めば躁病となり走りわめく。

鼻の病、歯痛、顔面痛、扁桃炎、乳腫れ、心下痛、大腿部より漆関節、下腿前面、足の先まで胃経の循る所が腫れ痛む。

食欲はあるが食べられない。ゲップが出て不快。食べてもすぐお腹がへる。
 
便秘。軟便。下痢。オナラをすると病状が改善する。排便をすると病状が改善する。 

便意はあるが出ない。夜明け前に下痢をする。

尿が出にくい。

朝、起きれない。健忘症。寝ても寝たりない。

ヘルペス。 湿疹。

肩や背中がだるさ。

睡眠中、痛みで目が覚める。仙骨や仙腸関節が痛む。

膝の痛み。膝の内側の痛み。膝の外側の痛み。膝に水が溜まる。膝の冷え。 

前頭部の痛み。締めつけられる様な頭痛。メマイ・フラツキ・フッなる。 

腹が張ってその痛みが移動する。下腹部の痛み。みぞおちの痛み。

精神的ストレスから腹痛。消化不良で清水を吐く。子宮の病変。


☆ 胃腸病を改善するツボについて。

心包経のツボ:内関(絡穴)

三焦経のツボ:外関(絡穴)・会宗
 
本治法:脾虚証(定則):太白(脾の兪土原・自穴)・大陵(心包経の原穴)

などです。