☆ 弦実の脉状 ☆

2009年07月12日




瀉法の手技その6。


陰経の脉状名

「弦実の脉状」


 
脉状の特徴

張りたる弓の弦を按す如し、
按せども沈まず、
挙ぐれば指の腹についてくる、
やや速き脉と知れ。



対象者

肝、胆、心腹痛。
肌肉筋脈等に、コリを現す。
気血の流通を妨げている。
冷え、痺れ痛み、頭痛を訴える。

その部を触察すると、
「獨り堅かれ」の所見。

慢性痼疾の糖尿病、リウマチ、神経痛、更年期障害、労倦の積み重ねの者。



用 鍼

ステンレスの3番~7番鍼。(のげ型)



実技の手順

(1)
経絡の流れに逆って取穴し、押出を構える。

(2)
刺手は竜頭をある程度しっかり持ち、極めて静かに3~4ミリ刺入し、

(3)
静かに静かに回施ないし、刺動法を加える。
 
  

効果

その鍼響が経絡の流注に随って感通し、
時に手足の要穴への刺鍼が、
肩や後頸後頭部等の硬結を現わしている愁訴部に響き、極めて快感を得る。



検脉すると、

陽経の脉にしかるべき邪実が現れる。
(多くは、弦実の脉状)
そして、
陽経の脉状にしたがい、陽経の瀉法をおこなう。



 ゆっくり堂鍼灸院。

けいらく鍼灸師、やまちゃん。


平成21年7月12日(日曜日)
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