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Posted by みやchan運営事務局 at

☆ アトピー肌が悪化する理由 ☆ 

2008年12月16日




アトピー肌が悪化する理由

* アトピー肌の方は、親にも理解できないカユミを経験しています。
* だから、睡眠中でさえ患部を引掻き朝は傷だらけです。
* また、痒さゆえ安眠できていません。
* だから、患者さんは強烈なカユミを止めてくれる薬を求めて、
 病院や薬屋に行きます。


* 病院ではカユミを止めるためにステロイド軟膏を処方されます。
* 初めはカユミが取れますが、しばらくすると又カユミが出てきます。
* 患者さんは薬が効かなくなると、次の病院・薬屋・民間療法へと、
 カユミを止めてくれる場所を求めていきます。


* 病院では、「これ以上強い薬は出せない」と言われ、
 そして、副作用の心配を患者さんに忠告されます。
* でも、患者さんのカユミは止まりませんから、
 次の「良く効く病院」を捜します。
* 患者さんが病気を治したいという願いは当然の事です。
* その結果、アトピー肌はますます悪化し、
  おまけにステロイドの副作用にも苦しむ事になっています。


病院も悪くない。患者さんも悪くない。でもアトピー肌は悪化する。


* ステロイド軟膏はアトピー症を治さない。
* ステロイド軟膏は皮ふを弱くする。
* ステロイド軟膏は炎症を抑えるだけの軟膏です。


次回は「アトピー改善の五つの方法。」をお知らせします。
 

Posted by やまちゃん at 12:42 | Comments(0) | 漢方

☆ 鼻水を止めるお湯割り漢方 ☆ 

2008年12月15日

☆ 鼻水を止めるお湯割り漢方 ☆ 



いにしえの漢方の本に「鼻炎」のことが書かれています。

鼻の病気が起きる原因。

◎ 鼻は肺経が担当します。

鼻が正常に和やかに機能するときには、
よく香りや臭いを分別します。

鼻炎になる原因は大きく分けると二つあります。

①内面的な感情が強くなりすぎると発病します。
これは七情という感情です。
七情は、怒、喜、憂、思、悲、驚、恐の感情ことを言います。
これらの感情がうっ積することで、鼻炎が起きます。

また、
②外邪が鼻に作用しても起こります。
これは六淫の外邪です。
風・寒・暑・湿・燥・火の6種の外からの病邪を六淫の邪と言います。

そして、鼻炎を長引かせる原因は、
暴飲暴食と働きすぎ、遊びすぎです。
アルコールの飲みすぎと、胃腸を冷やす飲み物食べ物がいけません。
身体に無理を強いる活動もいけないことになります。

具体的な症状の分類。

鼻詰まりの原因は熱邪と喜び過ぎ。驚、恐の心情です。

鼻水の原因は寒邪と憂つう。

においが判らなくなる原因は風熱の邪です。

また、ちくのうは風熱の邪が脳を犯して起きています。
生理学的には、鼻炎の化膿状態のことです。

今回は、
鼻水を止めるお湯割り漢方として、



ホノミ漢方のホノミビエン錠を100ccのお湯に溶かして服用することをお勧めしますね。
 

Posted by やまちゃん at 13:44 | Comments(0) | 漢方

☆アトピー肌、克服物語 (終章) ☆ 

2008年12月14日

「友美さん奮闘記」 (4)




70日目 黄色軟膏(250g)ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)
今日も二人で来店。
友美さんのジーパンがブカブカです。
なんと体重が5キロも自然に減量したとのこと。
お陰でウエストが現れたと喜んでいました。
また、1日3回の小便が7回になったそうです。
友美さんはよくお喋りする人でした。
以前は、痒さとイライラで他人と話すこと自体がつらかったそうです。

この頃から食事の事も話題に上がるようになりました。
アトピー肌の方が夏場に冷たい炭酸飲料やアイスクリーム、白砂糖の入ったお菓子類を食べ過ぎると、秋にそのツケが回ってきます。

ゆっくり堂では、食事について、3人の方の食事理論を参考にしています。

* * 貝原益軒 「養生訓」
* * 丸元淑生 「豊かさの栄養学」「新家庭料理」「シンプル料理」
* * 三石 巌 「医学常識はウソだらけ」(分子生物学)

80日目 黄色軟膏(250g)ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)内服薬。熊笹エキス。
水抜き終了。 
これ以後、黄色軟膏は使用していません。

118日目 内服薬。ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)

157日目 ブルーの消毒液(300ml)
足にカユミがでる。
生まれて初めて、足のスネに疣(イボ)が出る。
疣とりの内服薬を選薬。

184日目 疣とり内服薬2本目。

196日目 ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)赤色軟膏(230g)

209日目 疣とり内服薬。ブルーの消毒液(300ml)
疣が枯れ出す。 肌が白く、きれいになってきた。

220日目 内服薬。ピンク軟膏(80g)ブルーの消毒液(300ml)

224日目 熊笹エキス。疣とり内服薬。

247日目 アレルギー体質改善薬。疣とり内服薬。ピンク軟膏(80g)

282日目 ピンク軟膏(80g)白軟膏(30g)

301日目 アレルギー体質改善薬。
例年だと、この時期には相当のカユミが出て皮膚もガサガサに乾燥してくるのだが今のところ小康状態を保っている。

友美さんは今回、初めて、
ステロイドの副作用リバウンドを克服しました。

来年も又、同じ時期に、あるいは強いストレスを受けたり、風邪など引いて体調を崩すとカユミが出て皮膚状態が悪化します。
でも、初回のようなひどい状態には戻りません。
漢方薬をきちんと服薬することで、初回の病状の半分のカユミしか出ません。
そして、一年また一年と半分づつ正常な肌に戻っていきます。
アレルギーIgE値もだんだんと低くなっていきます。
もう後戻りする事はありません。
これからは自分の肌を取り戻すだけです。

おわり。

 

Posted by やまちゃん at 20:01 | Comments(0) | 漢方

☆アトピー肌、克服物語 (3) ☆ 

2008年12月13日




「友美さん奮闘記」 (3)

45日目 黄色軟膏(250g)ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)
両足より水が出だす。 ステロイド軟膏を塗り続けた部位ほど皮膚の回復が遅く黄色軟膏の使用量も多くなります。

49日目 黄色軟膏(250g)白軟膏(30g)
友美さんは少し前かがみに歩く方だと思っていたが、
今日は背筋が延びて颯爽と歩いて来店した。
以前は靴が履けずサンダル履きだった。
今日はスニーカーを履いている。
足がむくんで、かかとが痛いので靴が履けなかったのだ。
そこで、足の甲も足裏も水抜きしてスリムになったとのこと。

ゆっくり堂の内服薬を服薬すると何故、「水」が出だすのか?

* * アトピー性皮膚炎の患者さんは本来のアレルギー性皮膚炎にとどまらず二次的感染症を誘発しています。
その部位には黄色ブドウ球菌やカンジダ真菌などの病原性感染菌が皮膚に侵入しているからです。
アトピー性皮膚炎のすべての患者さんが黄色ブドウ球菌の感染者であり、軽症の方でも健康な肌に比べて100倍、中等症で10万倍、重症で100万倍も存在しています。
正しい漢方薬を使用すると、皮膚に水が出だしますが、これはリンパ液です。
皮膚に巣くっている黄色ブドウ球菌等をリンパ液が殺菌しているのです。
自分の身体が自分自身を治していく、自然治癒力ですね。
そして、これまでの漢方治療では外用薬には白色ワセリン系の軟膏か紫雲軟膏での塗布で肌の回復を待つものでした。
だが、これでは患者さんのカユミは止まりません。

* * そこで、ゆっくり堂では、皮膚内に出てきた水分を黄色軟膏で吸い出す方法を提案します。
この方法だと、カユミが止まり、かつ細菌感染の危険性も回避できます。
ブルーの消毒液で表皮の感染菌を殺菌して、黄色軟膏・赤軟膏・ピンク軟膏・白軟膏をその症状に応じて使用することでステロイド軟膏よりもカユミを取る効果があり、副作用を出さずに、皮膚細胞を新しく創りかえる事が出来るのです。
内服薬も忘れないで使用してください。
弱っている皮膚細胞に力をあたえますから。


56日目 黄色軟膏(250g) 白軟膏(30g)

63日目 黄色軟膏(250g) ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)
妹の奈津美さんと一緒に来店される。
最近は、お皿や、お茶碗が飛ぶ事はないそうです。
ブルーのお風呂から友美さんの鼻歌が聞こえるそうです。

続く。

 

Posted by やまちゃん at 11:57 | Comments(0) | 漢方

☆アトピー肌、克服物語 (2) ☆ 

2008年12月12日

 
「友美さん奮闘記」 (2)




1日目
友美さんの内服薬 :基本薬2本と、カユミが強い時のチョイス用の内服薬を用意した。
アレルギー性の患者さんの服薬量は少量より始めます。
大人の容量は使えません。幼児の容量から始めるのがポイントです。
その後、肌の様子を見ながら増量してゆきます。


外用薬 :ブルーの消毒薬、赤色軟膏・黄色軟膏・ピンク軟膏・白軟膏を用意。

2日目
首のアトピー部位に厚手のハイネック様の浮腫がぐるりと現れた。
この部位に、1メートルのガーゼを手帳大まで折りたたみ、そこに黄色軟膏を2ミリの厚さに塗り延ばす。
これを首に3枚置き包帯でぐるりと止める。
このときは約1時間で、たっぷりと黄色軟膏の中に水を吸い出した。

1ヶ月ぶりに、ぐっすりと眠れたとのこと。

9日目
開始3日目から4日間は全身がむくみ腫れた感じで微熱が続き痛みも出た。
顔もパンパンに腫れて、目が開かない状態になる。

10日目
黄色軟膏(250g)3本目を使用。
額・まぶた・頬の部位より水が抜ける。
(黄色軟膏を厚手のガーゼに塗布しそれを各部位にのせて皮膚の中の水分を吸収)

11日目
お風呂
に30分入る。とても気持ちがいい。
入浴後、背中の水抜き、妹の奈津美さんが手伝う。20分ぐらいで黄色軟膏ガーゼがプリンプリンの状態になる。とても臭い水分を吸収している。
その後すぐに、赤軟膏とピンク軟膏を手のひらに取り薄く練り合わせ、その手で、先ほど水抜きを終えた背中に薄く広くのばす。
赤軟膏の成分であるゴマ油で抽出した生薬紫根が皮膚細胞の肉芽新生(皮膚の修復作用)をする。
また、ピンク軟膏はカユミをマイルドにする働きがある。
そして、赤とピンク軟膏は皮膜のかわりも同時におこなっています。

14日目
黄色軟膏(250g)ブルーの消毒液(300ml)
チョイス用痒み止め「NB内服薬」

NB剤の内服でカユミが止まる。水の出方が多くなる。水を抜くと楽になる。
身体に冷えを感じる。傷が痛い。
両腕は乾燥状態でカサブタが5ミリの厚みになる。ここにも黄色軟膏ガーゼを当てると水を吸収する。
水が抜けるとカサブタの厚みが薄くなり赤い皮膚になる。
何回かこれを繰り返しやがて、張りのある皮膚が出来てくる。

17日目
黄色軟膏(250g) 赤色軟膏(230g)ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)
チョイス用痒み止め「NB内服薬」

基本の内服薬を子供の服用量に増量する。
夜も水が出る感じがする。黄色軟膏ガーゼで水を抜くと楽になる。

27日目
黄色軟膏(250g)ブルーの消毒液(300ml)

腕の水抜きに黄色軟膏を一日2本使用する。

34日目
黄色軟膏(250g) 赤色軟膏(230g)ピンク軟膏(80g) 白軟膏(30g)

中学2年生の娘がゲームセンターで補導される。登校拒否2週間目とのこと。
皮膚症状悪化、全身にカユミが出る。
強いストレスを受けるとカユミが出ますが、だんだんと張りのある皮膚になってきたものが崩れることはありません。
でもストレスを上手に逃がす為には、思い切り自分の胸の内を話すことで気持ちの整理が出来ます。
友美さんもやまちゃんに話すことで気持ちが軽くなったようです。

続く。
 

Posted by やまちゃん at 15:45 | Comments(0) | 漢方

☆アトピー肌、克服物語 (1) ☆ 

2008年12月12日

「友美さん奮闘記」 (1)



この物語は、ステロイド軟膏をきっぱり止めて、アトピー症を克服する道に入った、一人の女性の物語です。
なお、この女性「友美さん」は実在の人物ではありません。
ゆっくり堂でアトピー肌を克服している複数の老若男女の物語を一人の女性に映しかえて、ゆっくり堂におけるアトピー克服の道筋を示すものです。

友美さんのプロフィール

1960年6月11日生まれ。生まれた時よりアトピー肌です。
この当時はアトピー症と言う診断名もつかないこともあり、奇病扱いされた事もありました。かゆい皮膚病を治す為に過去、たくさんの病院、漢方店、
水商売(アトピー水)もためしてみました。
しかし、そのつど、だまされ続け、悔しさと、出口の見えない病状に絶望し、母と入水自殺の場所に足が向いた事も一度や二度ではありません。
学校でのイジメ・就職拒否・ステロイドでアトピー肌を押さえ込み就職するも、「ステロイド治療」を拒否した為にリバウンド症で皮膚症状が悪化し退職を余儀なくされました。
結婚・出産・二児の母となる・交通事故で夫を亡くしました。
今は、実家に帰り家業を手伝っています。

現在の肌の状態は、秋になり俄然カユミが強まる。全身アトピー肌、特にひざから下の両足・うなじ・耳の後ろ・背中・両腕の症状が激しい。

* * 現在は対症療法として、病院のお薬を使用中・・・
* * 首から下のカユミ止めにはステロイド軟膏を使用。
* * 顔はプロトピック軟膏を使用中。
* * 内服薬は抗ヒスタミン剤のみにしている。
* * 以前はステロイド内服薬も使用していた。


ゆっくり堂と友美さんの出会い。
初めに、相談に来たのは妹の奈津美さんでした。
ほとんどの場合、本人が直接相談に来る事はありません。
まずは偵察隊の登場です。

偵察隊の奈津美さんには、ゆっくり堂の店主やまちゃんが丁寧にアトピー肌克服の説明をしてる。
「かゆい皮ふ病の話し」や「ステロイドの話」を理解してもらった。
ステロイドの副作用リバウンド現象で微熱・腫れ・潰瘍・湿潤・カザブタ等が次から次えと現れること。
肌がひとまず落ち着くのには「約3ヶ月」は必要なことなど、
たっぷり2時間は話しているが・・・・

友美さんの登場。初来店日。
友美さんの付き添い人は、妹の奈津美さん、お母さん、お父さんです。
合計4名で来店されました。

友美さんの目は疑いと不信感でいっぱいである。
さらに、お父さんは友美さんに輪をかけて一つ一つの質問が挑発的でさえある。
さながら、やまちゃんは裁判官に審問を受ける被告人状態です。
でも本当は友美さんもご家族のみんなも心のきれいな人たちです。
傷つけられ続けた歴史ですから、どうしてもこんな態度になります。
それでも、もう一度、ステロイドと手を切りたい気持ちが勝って、
ゆっくり堂まで来たわけです。
友美さんはやまちゃんに搾り出すような小さな声で質問を終えました。
しばらく沈黙の後。
友美さんは、ゆっくり堂の漢方薬等をためす事にしました。

続く。
 

Posted by やまちゃん at 00:51 | Comments(0) | 漢方

☆ 鼻 ス ッ キ リ ☆ 

2008年12月11日



鼻 ス ッ キ リ 

鼻づまり、ちくのう 、耳なり

鼻汁が咽に流れて、いやだ・・・

水いぼ・尋常性乾癬・アレルギー肌

病状に合わせた漢方薬と

症状にお勧めのツボ教えます。






あどパークに本日掲載中。

宮崎市天満2 0985(50)5174

ゆっくり堂・薬の山口 
ゆっくり堂・鍼灸院
 

Posted by やまちゃん at 13:18 | Comments(0) | 漢方

☆ アレルギー体質を改善する漢方。 ☆ .

2008年12月10日

人間の体には免疫をコントロールする「ヘルパーT細胞」があります。
この「ヘルパーT細胞」には「Th1」と「Th2」の二つがまるでシーソーのようにバランスを取りあって免疫力を維持しています。

「Th1」の役割は「癌細胞」を見つけてやっつける指揮官の働きをします。
「Th2」は過度なアレルギー反応をおさえる働きをします。



そして、ゆっくり堂の漢方薬にそれがあります。

これを1年、また1年と継続して服用していくことで、
ヘルパーT細胞の「Th1」と「Th2」を同時に大きくすることができ、
アレルギー体質を克服できます。

第一段階のステロイド軟膏やプロトピック軟膏のリバウンドを克服して、
第二段階のアトピー肌体質の根本治療に入ったときに服用する漢方薬として、
オウギ・カンゾウ・ケイヒ・ジオウ・シャクヤク・センキュウ・トウキ・ニンジン・ビャクジュツ・ブクリョウ・ギュウタン・ソウジュツ・ニンニク・サンヤク・ハンピ・オウレン・オウゴン・オウバク・クチナシ・サイコ・カロコン・キキョウ・ゴボウシ・ハッカ・レンギョウ等の
生薬を、病人様の体調に合わせて選薬します。
 

Posted by やまちゃん at 12:59 | Comments(0) | 漢方

☆ アレルギー反応 ☆ パート2.

2008年12月09日

①アトピー性皮膚炎の原因、其の一。続き。
 

日本で初めて花粉症患者が確認されたのが1963年です。
日本が戦争に負けて、アメリカなど連合国に無条件降伏をしました。
日本を占領したアメリカ兵たちは日本の新鮮な魚や野菜の日本食を堪能しました。
その結果、アメリカ兵のお腹に、いっぱい回虫が湧き出したのです。
日本のお役人はすぐさま回虫駆除を全国的に展開しました。
そして、クリーンな日本が出来た時から、回虫たちが日本から駆逐された時から、1960年代中期より。
アトピー肌、花粉症、ゼン息がうなぎのぼりに増加し続けています。
(図を参照)(藤田紘一郎著:清潔はビョウキだ)




回虫のいない、きれいな国ほどアレルギー疾患が多いのです。

肥満細胞(マストセル)からヒスタミンが放出される仕組み。

肥満細胞のレセプター(鍵穴)にハウスダストに対する抗体(鍵)が入ると、ヒスタミンが放出されアレルギー反応が起こります。
30数年前、 日本人のお腹に回虫がいたころは回虫の排泄物から作られた回虫抗体(鍵)が肥満細胞のレセプター(鍵穴)に入り込んでいました。
この回虫抗体はヒスタミンを放出しない性質の抗体ですので、アレルギー反応が起こりません。

アトピー性皮膚炎・花粉症を治すには「回虫」に感染すれば治りますが、「公衆衛生上」問題がありますね。

そこで、アレルギー反応が起こさない「回虫由来の物質」を「薬」にしました。
この薬を作ったのは東京医科歯科大学大学院医学部教授の藤田紘一郎先生です。
アトピー性皮膚炎のマウスにこの「回虫由来の物質」の薬剤注射を1回しただけでアトピー性皮膚炎を完全に綺麗に治しました。

あわや、ノーベル賞かと思われたお薬でしたが、残念ながらこの薬は使用できませんでした。
マウスが「癌」で死んだのです。
この薬を使用すると免疫の機能が狂います。
アレルギー反応は起こさなくなりますが「癌」になりやすい体質になることがわかりました。

藤田先生の薬は「Th2」を大きくして「Th1」を小さくしてしまいました。
藤田先生は引き続き研究を重ね、「Th1」と「Th2」を同時に大きくする薬の開発をされるそうです。


次回はアレルギー体質を改善する漢方です。

 

Posted by やまちゃん at 12:26 | Comments(0) | 漢方

☆ アレルギー反応 ☆ 

2008年12月08日

① アトピー性皮膚炎の原因、其の一。 

アレルギー反応というのは、

肥満細胞(マストセル)が化学伝達物質を放出するときに起こります。




化学伝達物質の代表格が「ヒスタミン」や「セロトニン」「ロイコトリエン」などです。

この肥満細胞は身体のどこにでもいます。

気管支の粘膜にもいますし、鼻の粘膜にもいます。

もちろん肌の皮下にもたくさんいます。

肥満細胞から「ヒスタミン」や「セロトニン」が粘膜や皮下に放出されると、

気管支では「ゼン息」と呼ばれ、

鼻では「花粉症」呼ばれ、

そして皮膚で起こると「アトピー性皮膚炎」という病名になるわけです。

では、「ヒスタミン」が放出される原因は何でしょうか。

それは「アレルゲン」というものが原因です。

「アレルゲン」とはいったいどのような種類があるのでしょうか。

アトピー性皮膚炎の「アレルゲン」にはコナヒョウヒダニ・ヤケヒョウヒダニ・ハウスダスト・ネコフケ・イヌ上皮・牛乳・大豆・卵黄などがあります。

花粉症の「アレルゲン」としてはスギ・オオアワガエリ・ハルガヤ・ブタクサ混合物・ヒノキ・ヨモギなどの花粉です。

でも昔はアトピー性皮膚炎も花粉症も無かったのです。

つまりこれらのアレルゲンには身体は反応しなかったのです。


ここにアトピー性皮膚炎の謎が隠されています。


次回に続く。
 

Posted by やまちゃん at 12:58 | Comments(0) | 漢方

☆ インターネットラジオ2。

2008年12月07日

ゆっくり堂では、毎月インターネット ラジオの
放送をしています。



やまちゃんとMプロの取り留めのないお話ですが・・・

一応、健康がテーマです。

http://www.omoraji.com/cgi/asx.cgi?play1=www.omoraji.com/asf/yukkurido/yukkurido20081207_1.asf&play2=www.omoraji.com/asf/yukkurido/yukkurido20081207_2.asf&play3=www.omoraji.com/asf/yukkurido/yukkurido20081207_3.asf

2008/12/07

『68長~い病気はゆっくり治す!
「ゆっくり堂」のススメ』

今年は、鍼灸師の試験に合格し、
ゆっくり堂鍼灸院を開設しました。

針をうつ機会も増えてきました。

わくわく健康支援館の中でも、
鍼灸院を開設しています。

今後、おもしろい展開がありそうです・・・

ゆっくり堂オモラジ
http://www.omoraji.com/miyazaki.shtml
おもしろラジオジャパン
http://www.omoraji.com/index.html
 

Posted by やまちゃん at 16:18 | Comments(0) | インターネットラジオ

☆ インターネット ラジオのおしらせ。

2008年12月06日



ゆっくり堂では、毎月インターネット ラジオの
放送をしています。

やまちゃんとMプロの取り留めのないお話ですが・・・
一応、健康がテーマです。

http://www.omoraji.com/cgi/asx.cgi?play1=www.omoraji.com/asf/yukkurido/yukkurido20081107_1.asf&play2=www.omoraji.com/asf/yukkurido/yukkurido20081107_2.asf&play3=www.omoraji.com/asf/yukkurido/yukkurido20081107_3.asf

2008/11/07の放送です。

『67長~い病気はゆっくり治す!
「ゆっくり堂」のススメ』 

今回のテーマは「1発で病気を治すツボ」。

まぶたの腫れを治すツボ・・・

陰嚢・陰部の腫れ、かゆみを治すツボ・・・

中耳炎の痛みを治すツボ・・・。

気を感じるとはいかなる事か?そして、気の充電について。


ゆっくり堂オモラジ
http://www.omoraji.com/miyazaki.shtml
おもしろラジオジャパン
http://www.omoraji.com/index.html

リンク上手くいくか自信ありませんが。

明日も放送予定です?
 

Posted by やまちゃん at 16:26 | Comments(0) | インターネットラジオ

☆ 糖尿病改善の「ツボ」 ☆ 

2008年12月04日

糖尿病の方は、血糖値が高いだけで、

症状はあまり出ないのが一般的ですが、

症状が進んだ方や、糖尿病と知らないで症状が出ている場合があります。

けいらく鍼灸では、五臓の病状を肝心火肺腎の変動として考えます。

下記の変動に思い当たる方は、

糖尿病改善の「ツボ」 が有効です。





肝木の変動
未消化の下痢がザーッと出る。便秘と下痢が交互にくる。
不眠症。 興奮して眠れない。
爪にツヤがない。サメ肌。肌、カサカサして艶がない。
前かがみ(前屈)で腰痛が悪化。 :
わき腹の痛み。卵巣の病気。      
側頭部の痛み。頭蓋内部の痛み。 回転性のメマイ。
ストレスで熱をだす。
      
心火の変動
緊張すると下痢になる。
夢を多くみて眠れない。昼間、横になりたい。
かゆみ。手の平のほてり。小水疱。
耳鳴り。熱が出て体調不良。
       
脾土の変動
食べてもすぐお腹がへる。    
食欲旺盛。 夜明け前に下痢をする。
健忘症。寝ても寝たりない。
膝の痛み。膝の内側の痛み。膝の外側の痛み。膝に水が溜まる。膝の冷え。 
節々の痛み。   

肺金の変動
昼間の小便の回数が多い。
のどの痛み。鼻水。くしゃみ。皮膚の乾燥で体調不良。

腎水の変動
夜間に小便に行く。尿量が多く色は希薄。

☆ それぞれの糖尿病の変動が主に出ているときに、

肝心火肺腎の虚した主ツボを補う手法をとります。

これを本治法と言います。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://you-sinkyu.ddo.jp/sinnky-keirakuu.html
 

Posted by やまちゃん at 13:23 | Comments(0) | 鍼灸療法

☆ 糖尿病の、お話し ☆ 

2008年12月03日

糖尿病とは、糖が尿から漏れ出す病気です。

これを身体の細胞の立場からみますと、

細胞にエネルギーが来ない。ご飯が来ない病気なのです。

栄養が来ませんので細胞が弱って各種の病気を発症させます。



糖尿病の効能を持つ漢方薬は全国に2社あるそうです。

当店には糖尿病に罹患された方のご相談があります。

糖尿病の方の特徴は、とても元気で今まで大病を経験されていませんね。

また、生命力が旺盛ですので、気力も体力もある方が多いです。

糖尿病に、ご本人がきずくのは、病院での健康診断で血糖値の高さをお医者様から指摘されてからです。

じつは、前兆があります。

日常やたら咽が渇いて、炭酸飲料や水分を大量に飲む。

体重が何もしないのに5kg、10kgと減た。

糖尿病が進行すると

眼底出血・・失明。

腎臓透析から腎不全そして・・・・

動脈硬化-・心臓病。脳血管障害。

などですね。

糖尿病の方はもともと生命力はありますので、

血糖のコントロールをすれば、長寿が約束されています。

病院での定期的な検査と、お薬の服用をお勧めします。

問題は、

それでも、血糖値が安定しない方です。

責任あるお立場で、常にストレスにさらされている方。

インスリンがうまく産生されない方。

生薬にはここを改善して、

平常心を保ち、インスリンの産生を援助する力があります。



☆ 次回は糖尿病改善の「ツボ」をお知らせします。


* * * ゆっくり堂 薬の山口 * * * 

店主 : 山口一誠 (やまちゃん)
 メール : yukkurido@ybb.ne.jp
 電話 : 0985-50-5174
 住所 : 宮崎市天満 2-4-26
(社会保険事務所を北10m)
レマン・イズミヤ東駐車場前
営業時間 : 午前9時30分~午後7時

 

Posted by やまちゃん at 10:06 | Comments(0) | 漢方

☆ 耳よりなお話 ☆ 

2008年12月01日



耳なりを治す漢方薬をお知らせします。

胃の中で、チャプ、チャプ、と音がする。

これを胃内停水といいます。

胃の中に水が停滞する状態になると、

水分代謝不良が起きて、

めまい。耳鳴り。動悸。眼精疲労。

などの原因になります。

この体質を改善する漢方薬が「気上錠」です。


追伸、
今日の朝、長強穴に3センチほど鍼を刺入して自分で手当てをしている。

やまちゃんです。
 

Posted by やまちゃん at 13:11 | Comments(0) | 漢方

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