☆ 塵(ジン)☆
2009年02月24日
☆ 塵(ジン)☆
これは、ゆっくり堂の経絡鍼灸の手技の一つです。
この手技を使用する対象者は、
慢性病を持つ、虚体患者の方です。
愁訴の7~8割りは消退していて日常生活はおくっていますが
午前中は身体がだるくさっぱりしないと訴えます。
常に微熱が取れないで、頭がボーッとしています。
手足に冷たいところや温かいところがバラバラに現れています。
また、背中や腰の痛みもあります。
でも、
他人が見るとどこにも問題がないように見えますので、
ご本人はとてもつらいのです。
そして、
脈を診察しますと、
生気が不足した虚体患者の脈です。
脈は綿ぼこりでも積もった様な感じで、左右の陽分を比較すると邪の部がフヮフヮしてやや大きく感じる脈状です。
手技の名称
塵(ジン)
使用する鍼は、
ステンレスの1番鍼(0.16ミリ径)を使用します。
実技の手順:
(1)経絡の流れに逆って取穴し押出を構える。
(2)刺手は竜頭を軽く持ち、接触ないし1ミリ程度刺入し、補ってスーッと抜鍼する。
(3)そのさい押手は、わずかに穴所に密着させる程度でよい。
治療が良ければ、
フヮフヮ脈状が、
締まって艶のある和緩を得た脈状になり
微熱が取れて身体が軽くなります。
ゆっくり堂の鍼灸治療の基本原則。
① 身体に足らないものがあればこれを補う。
② 身体に不必要なものがあればこれを取り除く。
③ 先に虚を補い、後に実を瀉法する。
本治法と塵(ジン)手技で、
気血の流れを良くして、
脈が整う鍼灸治療を施すことで、
自然治癒力がアップして元気になります。